○ジュニア・ユース
アスリートのコンディショニング

 

整骨院を含めた治療院は痛めたときに行く、または大人が行くものと思われがちです。確かに整骨院で保険を扱うには急性期の怪我(捻挫、挫傷、打撲、骨折、脱臼)である必要があります。

一昔前のスポーツ現場は「多少の痛み、ケガは誰しも抱えている」といった様な根性論がメインの考え方であることが多かったです。根性論も時に必要ですが、痛みを我慢する必要はないと思います。痛みやケガが起こってから治療するよりも、ケガをしないようにすることのほうが大事だと思いませんか?

プロの選手はトレーナーがついていてしっかりとケアをしています。私自身、野球をやっていた時に肩の痛みを我慢して投げていた結果、日常生活に支障が出てしまうぐらいの故障をしてしまい、中学生で野球をやめました。

自分と同じような経験をする若いアスリートが一人でも減らしたいという思いから、ジュニア・ユース世代のアスリートのコンディショニングをしようと私は決めたのです。

アスリートの施術はかなり繊細で、なかでもジュニア世代は、最も繊細でカンだけでなく、治療家としての高度な技と経験が必要です。それは体のことだけでなく緊張や信頼関係の問題、自身の体の状態をうまく伝えられない子も多くいます。施術だけではなく気持ちの面からもしっかりとケアをしていくことが大事になってきます。

痛みやケガが起こってから対処するのではなく、そうなる前に体のケアをして万全の状態で試合に挑み、最高のパフォーマンスができるような体づくりを目指してみませんか?

施術方針

ケガや痛みがある場合は十分な検査をし、原因を見極め、鍼やカイロプラクティック、スポーツマッサージでアプローチします。

コンディショニング調整の場合は、鍼やカイロプラクティック、スポーツマッサージを使い、動きの悪いところや硬くなっているところを取り除き各部位がしっかりと連動して全身がスムーズに動くように全体的にバランスをとっていきます。

施術は、体全体のバランスをとる、痛みをなくすこと主眼に行います。

さらに予防、メンテナンスとして定期的に通っていただければ、関節の可動域を広げる、筋出力を上げるといったことも可能で、選手の記録やパフォーマンス向上が期待できます。

○施術の流れ

1.受付・問診票に記入

ご予約された方は受付でお名前を言ってください。もし施術中の為、いない場合は受付においてあるベルを鳴らしてください。
問診票は、この後の問診や検査をスムーズに行うために記入していただいております。ご来院頂くきっかけとなった症状、その他の事項のご記入をお願いします。

2.問診

問診票にご記入いただいたことを元に、症状や状況など詳しくお話しをお伺いしていきます。問診票に書ききれなかったことも、気になることはどんな些細なことでも構いません。遠慮なく話して下さい。

ご本人からも聞き取りをいたしますが、親御さんからみた、気になるところやご心配もお話し下さい。

3.触診・検査

体の状態を把握するために触診(筋肉の硬さや張り、熱感、腫れetc…)、検査(関節の動き、ケガの場合は損傷部位の状態の確認)を行います。検査後は状態の説明いたします。そうすることによって患者さん自身にも現在の身体の状態をわかっていただき、共有することを目的としています。

 

ジュニア、ユースアスリートメニューでは、DRTリズム整体、鍼灸、バランス整体から最適の組み合わせを選んで施術いたします。

施術中は、親御さんもすぐそばで施術の様子をいっしょに見ていただけます

4.施術

※わかりやすくするため、複数のモデルさんでご説明しています。

下肢のストレッチ。ストレッチをすることによって筋肉の柔軟性を獲得しケガのしにくい体づくりを目指します。

股関節の関節運動。関節可動域を広げ、スムーズに動かせるようにし、一定の筋肉だけでなく全体を使えるようにします。

腰背部のマッサージ。硬くなっている筋肉を緩めていきます。

足部の関節運動。足部にはたくさんの骨があり、一つ一つの動きが悪くなると足首や膝、股関節等、色々な場所に負担がかかります。その為足部の動きをつけて、ケガのもとにならないようにしていきます。

足首の関節運動。足首が硬くなると、足部と同じように膝や股関節などに負担が強くかかります。
しっかりと可動域を確保することによりケガの予防にもつながります。

鍼灸。当院で使用しているのは、鍼の中でもかなり細いものを使っています。

肩のストレッチ。可動域を確保し肩や肘の負担を減らします。

肩回りのマッサージ。硬くなっている筋肉を緩めて痛みの軽減や、動きの改善を図ります。

DRTリズム整体。背骨を動かすことによって神経系を活性化し自己治癒能力を最大限まで高めます。

こちらも同じく、DRTリズム整体。

ローラー鍼。鍼の一種で刺さない鍼です。皮膚を刺激することで刺す鍼と同じような効果が期待できます。
刺すわけではないので、鍼が苦手なお子様でも大丈夫です。

てい鍼。鍼の一種で刺さない鍼です。先端でツボや硬くなっているところ、動きが悪いところを刺激します。
これも刺すわけではないので、鍼が苦手なお子様でも大丈夫です。

これもてい鍼。先端でツボや硬くなっているところ、動きが悪いところを1つ1つ刺激していきます。

5.身体操作の練習

身体操作の練習。今自分がどの筋肉を使っているのか、どこに力を入れればいいのかを感じてもらい、体全体を使えるようにします。

身体操作の練習。転倒しにくくなったり、変な力が入りにくくなったりし、ケガの予防だけでなくパフォーマンスUPにもつながります。

6.術後の検査・ご説明

術後説明、施術後に体の状態、どんな施術をしたかを模型や、ホワイトボードを使って説明いたします。自分自身やお子様の状態を理解してもらえるようにできる限りわかりやすく説明することを心がけています。

はい、今日はこれで終わりました。

カラダを整えて、強くなろう!

7.お会計と次回予約

お帰りの際は診察券をお渡しいたします。診察券の裏には次回予約記入欄があり、予約の日時を記入いたします。